3年総合学習
       

少年犯罪

 私たち3年生は、総合的な学習の時間に
「子ども」という大きなテーマから、
各自でテーマを設定し、調べ学習をしました。
そこで私たち4名は、少年犯罪について、興味を持ち、
各方向から調べることにしました。
最近のニュースから、少年犯罪が多いことを知り、
年が近い人が犯罪を起こすことについて、
人事とは思えなかったからです。
少年犯罪というテーマを4つにわけ調べました。
主にインターネットで資料を集めました。
市内の警察に訪問してお話を聞いたり、
本校の3年生にアンケートをとって、色々な意見を集めたりもしました

目次
1 広島県の少年犯罪の現状<3年1組 H・K>
2 少年犯罪4回のピーク<3年3組 K・T>
3 少年事件を比較して分かった事<3年3組 A・N>
4 犯罪の心理<3年1組 N・T>
5 まとめ

1 広島県の少年犯罪の現状
                                    3年1組 H・K

犯罪をした少年の呼び方
犯罪少年‥14歳以上20歳未満で罪を犯した少年のことを言う。
触法少年‥14歳未満で刑罰法令に触れる行為をした少年。
ぐ犯少年‥その性格又は環境に照らして、将来罪を犯し、又は刑罰法令
 に触れる行為をするおそれのある少年を言う。
非行少年‥犯罪少年、触法少年および、ぐ犯少年を言う。
不良行為少年‥非行少年には該当しないが、飲酒、喫煙その他自己又は
  他人の徳性を害する行為をしている少年を言う。   

まとめ
県内の非行少年の補導数は、少年人口が毎年減少していく中で平成8年から
3年連続、増加し、平成11年からは5年連続減少しました。
しかし、毎年、全国的に少年非行の凶悪、粗暴化が進行し、
それに加え広島県では平成14年から中学生の補導数が高校生を上回り、
更に小学生の補導数も増加するなど、13年ぶりに非行の低年齢化が進んでいます。
また、シンナー乱用は、平成15年に91人が補導され、前年度の2倍近くにも増加しました。

このような現状を変えていくためにはまず、学校・警察・家庭・地域が
一丸となって子ども達に教育しなければならないと考えます。
特に家庭では、『自分の子どもに限って』という人が多いようなので、
しっかり子どもが犯罪を起こさない環境をつくることが、第一だと思います。

2 少年犯罪4回のピーク
                              3年3組 K・T

 日本の少年犯罪は4回目のピークを迎えています。1回目のピークは
第二次世界大戦後、貧しさと混乱の中で生きるためにおこったものでした。
生きるためだったので万引きや、盗難が多発しましたが、次第になくなっ
ていきました。

 2回目のピークは学園紛争が各地で起こったことから小中学生の中から、
登校拒否や「ツッパリ」「無気力人間」などがでました。
 3回目のピークは校内・家庭内暴力が多発しました。高度経済成長の中、
高学歴社会や、校則の徹底を確立させ、その空気の中生活する子ども達
の息苦しさが校内や家庭内、つまり一番身近なものへの暴力につながっ
ていきました。子ども達の心の中に信頼、友情、思いやりという社会性
そだちにくくなりました。
 4回目のピークは今もおさまることはない、暴力と心理的圧迫による、陰湿
ないじめです。最近では、殺人なども見られ、生命を尊重する心がむしばま
れていっています。少年犯罪の背景には「社会」があります。「社会」をつくっ
ているのは大人です。大人にも責任があると、私は思います。だから今の
現状をどうか「人事」とは
とらないでください。
私はこの学習を通して、私たちの未来に必要なことは「一人一人の人間とし
てのつながり」だと思いました。私たちの周りで日々生活している人たちは、
皆一人の人間です。たくさんの人たちと関わり、信頼関係を築く中で、命の
尊さを知り、大人に向けて成長していくのだとおもいました。

3 少年事件の共通点と相違点

                                     3年3組 A..N

私が調べたいくつかの事件の共通点と相違点をまとめました。
★共通点★
普段は「普通の子」「おとなしい子」「真面目な子」という性格
(家では「いい子」を演じる)⇒私の調べたいくつかの事件はほとんど 一致。
                   ↓
             ・タバコを吸う
             ・動物虐待
             ・茶髪に染める
                   ↓
              何らかの前触れの行動 (ない場合もある)                          
 
犯行前のSOS             
暴力的なメディアに触れることを好んでいた。
両親ともに仕事をしており、生活はすれ違うことが多い
家庭内の誘引要素
も原因の一つではないかと考えられる。

★相違点★
犯行について計画していた⇔発作的に行った
過剰抑圧型(良い子型)⇔社会化されていない攻撃型(ツッパリ型)

これらを比べて‥                  
 私の調べた事件だけでなく、
ここ10年
家ではいい子でいて、
学校ではやりたいほうだいする子が増えている傾向にあり、
家庭でのしつけが影響
しているとも言われている。
私は、少年犯罪には、
家庭環境や
それを取り巻く環境
(マスメディア・学校生活などの身近な環境)
大きく関係していると思う。

また、
犯行前の行動のSOSを受け止めることも大切だと思う。

4 少年犯罪の心理
          
                       3年1組 N・T

犯罪の防止になるものの一つに、こんなことがありました。
 犯罪心理学の研究によると、犯罪防止の力となるのは
 「社会との絆」が大きいようです。大切な仕事がある、愛する
 家族がいる、親友がいる、恋人がいる、大好きな趣味がある。
 このような思いがあることが、犯罪への ブレーキに
 なると言われています。
「殺意を持っている人に実際に犯罪を犯させるにはどうしたら
 よいか。それは、彼に誰も話しかけないことだ」と
 「社会との絆」の大切さを述べる犯罪心理学者もいます。
 犯罪を犯す人が出ないようにするには「人とのつながり」「人と
 の会話」
が必要だからです。

5.まとめ

 今回の学習を通して、私達は人とのつながりや、交友関係を持つことが必要
だということに気づきました。
人は、一人では生きていく事ができません。人とのつながりや、交友関係を持
つために「会話」が必要です。何気ない会話が人を支えていることだってあるし、
少年犯罪を防止することだってあります。
また、少年犯罪を防止するためには、少年の周りの環境も大切です。
学校や家庭が少年達と人としてのつながりをもつ、またはもとうとする事が必要
だと思います。
つまり、少年達に一人ぼっちと思わせないことが大切です。
だから、私達は人を傷つける「犯罪」を通して、人とのつながりの大切さを改めて
感じました。私たちは、一人ぼっちではありません。友達がいて、学校という場が
あり、家庭という環境があります。何か悩み事があるなら誰かに相談する、
そして悩み苦しんでいる人がいるなら声をかけてあげる、そういうつながりが大
切だと思います。少年犯罪が起きる背景には、人とのつながりの浅さがあると
思います。こういう世の中だからこそ、人とのつながりを大事にし、社会の絆を
深めていくことが大切だと思います。これが私たちからのメッセージです。

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